ミライ工事メディア 2023/10/23 白川郷合掌造り集落について紹介!|美濃・白山神社庁滝寺| #国内の建築 この記事をシェアする 【個人情報の取り扱いについて】 ・この入力フォームでご提供いただく個人情報は、弊社が提供するサービスや商品に関する情報を電子メール等でご提供および案内のために利用します。 ・当個人情報を第三者に提供することはありません。 ・当個人情報の取扱いを委託することがあります。委託にあたっては、委託先における個人情報の安全管理が図られるよう、委託先に対する必要かつ適切な監督を行います。 ・当個人情報の利用目的の通知、開示、内容の訂正・追加または削除、利用の停止・消去および第三者への提供の停止(「開示等」といいます。)を受け付けております。開示等の請求等は、以下の「個人情報苦情及び相談窓口」で受け付けます。 ・任意項目の情報のご提供がない場合、最適なご回答ができない場合があります。 ・当ホームページではクッキー等を用いておりますが、これによる個人情報の取得、利用は行っておりません。 ・入力していただいた個人情報はSSLにより暗号化されます。 <個人情報苦情及び相談窓口> 株式会社ミライ工事 個人情報保護管理者: 神山 苦情及び相談窓口責任者 神山 〒153-0043 東京都目黒区東山3-16-19 TEL :03-3714-3355 メール:help@miraikoji.com (受付時間 月曜日~金曜日 祝祭日を除く 9時~17時) 上記を確認の上、ご同意いただける方は送信ボタンを押してください。 × みなさん、こんにちは。ミライ工事メディアです。 今回は岐阜県にある白川郷の合掌造りについて紹介したいと思います。 目次1 白川郷合掌造り集落の概要2 白川郷合掌造りの歴史的背景3 白川郷合掌造りの建築構造4 白川郷合掌造り 注意点5 まとめ 白川郷合掌造り集落の概要 岐阜県にある白川郷合掌造り集落は世界遺産に登録されています。白川郷合掌造りといえば勾配の屋根が特徴的ですが、これはこの地帯が日本有数の豪雪地帯であるため、豪雪による雪下ろしの作業軽減や水はけを良くするためになされている構造です。 白川郷合掌造りの歴史的背景 白川郷が歴史に登場したのは鎌倉初期1253年あたりです。 親鸞聖人の弟子であった嘉念坊善俊が浄土真宗を布教した頃、白川郷をはじめとした飛騨の多くは美濃・白山神社庁滝寺の社領地で天台系密教の強い影響下にありました。しかし嘉念坊善俊は白川郷をはじめとした飛騨地域でも浄土真宗を広めるため、熱心に教えを説き、農民の間には浄土真宗が広まりました。 これが白川郷合掌造りが歴史に登場した記録で最も古いものです。 白川郷合掌造りの建築構造 合掌造りの特徴は勾配の急な茅葺きの屋根です。これは木材を梁の上に手の平を合わせたように山形に組み合わせて設計されています。 このような建物は他の地域にも見られますが、白川郷では切妻合掌造りと言われ屋根の両端が本を開いて立てたかのような三角形になっています。これは豪雪かつ雪質が重い地域であるからこそ自然の条件に適合した構造になっています。 更に白川郷合唱造りは建物が南北に面して建てられています。これは白川郷の風の向きが考慮されており、風の抵抗を最小限にするとともに屋根に当たる日照量を調節する働きがあります。夏は涼しく、冬は暖かく快適に過ごせるような工夫がされています。 合掌造りは屋根裏にも特徴があります。屋根裏を作業場として利用できる作りになっています。これは幕末から昭和にかけて白川村では養蚕業が盛んで、主な産業になっていました。そこで屋根裏の空間を有効活用するために、蚕の飼育場として使われていました。屋根の作りが切妻造りである理由も養蚕業が大きく関係しています。妻の開口部が風と光を取り込むため、蚕の飼育に適した環境となっています。 白川郷合掌造り 注意点 白川郷を訪れる際の注意点を紹介します。 1つ目は先ほども紹介しましたが、白川村は豪雪地帯であるため冬に行く場合はスタッドレスタイヤを着用することです。 2つ目は集落内への自家用車の乗り入れが禁止であることです。合掌造りには現在も住民が生活しているため、一般公開されている家屋以外は立ち入らないようにしましょう。 3つ目はゴミは指定の場所に捨てるか、持ち帰ることです。白川郷は世界遺産であると共に住民の生活の場でもあるためマナーを守ることが大切ですね。 まとめ いかがでしたか?今回は白川郷合掌造り集落の建築構造や歴史的背景を紹介しました。これを機に白川郷に興味を持っていただけたら幸いです。 ミライ工事メディアでは国内外の素晴らしい建築物や建築の豆知識についてまとめています。 気になったら他の記事も見てみてくださいね! 首里城のアクセス・イベント・歴史・見どころを徹底解説!!【沖縄/文化/お城/名所】 沖縄県那覇市にある首里城は、琉球王国の王城であり、2000年に世界遺産に登録されました。首里城は、中国と日本の築城文化を融合した沖縄の歴史、文化を象徴するお城でもあります。そんな首里城の歴史や見どころ、さらにはイベント情報まで皆さんにお伝えします。 マチュ・ピチュ遺跡について徹底解説!【アンデス山脈/インカ帝国/世界遺産/複合遺産】 この記事では複合世界遺産に登録されている「マチュ・ピチュ遺跡」について解説しています。マチュ・ピチュ遺跡は南国ペルーのアンデス山にある遺跡で、約500年前にインカ帝国で建設された遺跡です。1900年代に偶然アメリカの探検家によって発見されました。この記事ではそんなマチュ・ピチュ遺跡について詳細に解説していきます。 またミライ工事は工事写真アプリを手掛ける会社です! こちらも気になればダウンロードしてみてください! ミライ工事アプリの詳細はこちら この記事をシェアする 工事写真台帳アプリならミライ工事へ 前の記事を読む コラムの一覧に戻る 次の記事を読む 工事写真アプリ「ミライ工事」 > ミライ工事メディア > 白川郷合掌造り集落について紹介!|美濃・白山神社庁滝寺|