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【ル・コルビュジエ】近代建築の三大巨匠の一人!ル・コルビュジエを徹底解説!【モダニズム建築/三大巨匠/海外建築家】

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みなさん、こんにちは。ミライ工事メディアです。

今回は近代建築の三大巨匠の一人である「ル・コルビュジエ」について解説します!

 

近代建築の三大巨匠とは

まず第一に、近代建築とは、産業革命以後の社会の建築のことを表しています。つまり、1800年代後半から続いている建築のことなんですね。

多くの人が聞いたことがあるであろうギリシャ、ローマ、ゴシック、バロックといった過去の建築様式とは異なっており、機能性や合理性を重視した設計となっています。

また、鉄やガラス、コンクリートといった工業化された材料や、科学技術の進歩に裏付けられた構造技術を採用しているのが特徴とされています。

そんな近代建築ですが、世界にはこの近代建築を代表する「三大巨匠」と呼ばれる建築家たちが存在します。

この三大巨匠とは、「ミース・ファン・デル・ローエ」、「ル・コルビュジエ」、「フランク・ロイド・ライト」の三人を指しており、彼らは世界的にも超有名な近代建築家なのです。

今回はその中でも「ル・コルビュジエ」について解説していこうと思います!

それではさっそく見ていきましょう!

 

来歴

ル・コルビュジエ(1887年 – 1965年)は、20世紀を代表する近代建築家でありながら、都市計画家、画家、作家といった様々な芸術分野で活躍してきました。彼の作品はとても革新的で機能性も併せ持っていましたが、それだけではなく、同時に抽象的な美しさも表現していました。

彼はスイスのラ・ショー=ド=フォンで生まれ、同じく建築家であった父親の影響を受け、パリで建築を学び、後に独自のスタイルを確立するためにさまざまな旅に出たようです。産業革命後の都市化や、社会の変化に対応するための新しい建築理論を追求しました。

彼の作品の中でもとくに有名なものは、パリのシャン・ド・マルスにある「ヴィラ・サヴォワ」や、ムンバイの「シャー・ファイサル・モスク」、「ユネスコ本部ビル」、そしてシャンゼリゼ通りにある「ノートル・ダム・デュ・オー礼拝堂」などが挙げられます。

ル・コルビュジエは、建築の機能性や都市計画の効率性を重視し、そのために「モダニズム」の理念に強く影響を受けました。また彼の作品は、シンプルで幾何学的なフォーム、オープンプランの空間、そして新しい建材の採用が特徴となっています。

また建築以外の分野でも活躍しており、都市計画においても建築と同様に、革新的な考え方を提唱し、高層ビルの設計や公共空間の再構築など、都市の機能性と美しさを両立させる提案を行いました。

彼の作品は世界中に広がっていき、近代建築の先駆者として多くの建築家へ影響を与えています。

 

代表作品

彼は近代建築の巨匠として様々な作品を作り上げてきました。

その中でもとくに有名なものを4つ紹介していきます。

 

ヴィラ・サヴォワ

「ヴィラ・サヴォワ」は、ル・コルビュジエが設計した、フランスのパリ郊外にある有名な住宅です。

画像からわかる通り、とてもシンプルで美しいですね。

オープンプランデザインが特徴で、内部空間が広々としています。部屋の間には仕切りがなく、流れるような動線が実現されているようです。

また、ル・コルビュジエはこの「ヴィラ・サヴォワ」で建築の構成要素を明確に示しました。コンクリートの柱と梁は、建物の重量を支える構造的な要素としてだけでなく、デザイン上の美しさを持つ装飾要素としても機能しています。

屋上には大きなテラスと庭園があります。これにより、住民は屋外でリラックスしたり、景色を楽しむことができます。

 

シャー・ファイサル・モスク

「シャー・ファイサル・モスク」は、パキスタンのカラチに位置するモスクです。

シャー・ファイサル・モスクは、高さ約70メートルの巨大なドームが特徴的です。このドームは、モスクの中心部に位置し、その優美な曲線が建物全体の印象を際立たせています。

モスクの内部は広々としており、中庭や回廊など、開放的な空間が多く取り入れられています。これにより、礼拝者は静かな環境の中で祈りを捧げることができます。

また、このモスクはカラチのランドマークの一つとして地元の人々に親しまれています。その優れた建築デザインと美しさは、多くの観光客や信者を惹きつけています。

 

ユネスコ本部ビル

ユネスコ本部ビルは、フランスのパリに位置しており、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の本部として機能しています。

建物は開放的な空間が多く取り入れられており、内部には広々としたロビーや回廊があります。これにより、訪問者や職員は快適な環境で業務を行うことができます。

ユネスコ本部ビルは、国際的な協力と文化交流の象徴としての役割も果たしています。この建物自体が、世界中の文化と教育の重要性を象徴しているんですね。

もちろんパリでは、このユネスコ本部ビルは、その歴史的な価値と建築的な美しさから、ランドマークの一つとしても有名です。国際的組織の本部として、世界中から多くの訪問者が訪れます。

 

ノートル・ダム・デュ・オー礼拝堂

ノートル・ダム・デュ・オー礼拝堂は、フランスのロンシャン=シュル=モントに位置する世界的に有名な礼拝堂です。

ノートル・ダム・デュ・オー礼拝堂の特徴の一つは、曲線や凹凸の多用です。建物の外観は、平面的な伝統的な教会建築とは異なり、流れるような曲線や不規則な形状が特徴です。

また、ル・コルビュジエは、建物内部に光を巧みに取り入れました。礼拝堂内部の壁面に設けられた窓や、屋根部分の開口部から自然光が差し込み、特別な雰囲気を演出しています。

さらに、ル・コルビュジエは、この礼拝堂を通じて宗教的な象徴性と現代建築の原理を融合させました。その結果、伝統的な教会建築とは異なる独創的な空間が生み出されました。

 

まとめ

いかがでしたか?今回は近代建築の三大巨匠の一人である「ル・コルビュジエ」について解説してみました。

ミライ工事メディアでは国内外の素晴らしい建築物や建築の豆知識についてまとめています。

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