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日本近代建築の父 辰野金吾氏について紹介|東京駅 丸の内駅舎|

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みなさん、こんにちは。ミライ工事メディアです。

今回は日本近代建築の父と呼ばれる辰野金吾氏について紹介します。

辰野金吾氏のプロフィール

辰野金吾氏

出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」 (https://www.ndl.go.jp/portrait/datas/289/)

辰野金吾氏は明治から大正にかけて活躍した建築家です。出身は佐賀県で、現在の東京大学工学部建築学科を卒業しました。

大学を主席で卒業した後に官費留学生としてヨーロッパで更に建築ついて学びました。帰国後は大学で建築の教育に携わりながら日本銀行本店などを設計し、建築事務所を立ち上げました。

東京駅丸の内駅舎や日本銀行本店といった日本の主要な近代建築の設計を手掛けたことから、日本近代建築の父と呼ばれるようになりました。

 

辰野金吾氏の建築様式

辰野氏の建築様式は辰野式と呼ばれる赤煉瓦に白い花崗岩を配した建築で、辰野式ルネサンスと呼ばれています。更に、屋根に塔やドームを乗せた重厚感あるデザインも特徴です。

 

辰野金吾氏の代表作

中央停車場 (東京駅 丸の内駅舎)

中央停車場 (東京駅 丸の内駅舎)

一つ目の代表作は中央停車場です。名前を聞いただけではどのような建築家かわからなくとも、誰もが一度は作品を見たことがあると思います。

元々東京駅 丸の内駅舎はドイツ人鉄道技術者であったフランツ・バルツァーによって立案されていましたが、バルツァーの和洋折衷の駅舎案が受け入れられなかったため、改めて設計が行われることになり辰野金吾氏によって建設されることになりました。

赤煉瓦に白い花崗岩を使った辰野式の洋式の重厚な建築の駅舎は、辰野金吾氏の最も有名な作品として知られています。

日本銀行本店

日本銀行本店

二つ目の代表作は日本銀行本店です。ヨーロッパから帰国後、大きなプロジェクトに関わる機会に恵まれませんでしたが、当時の第一国立銀行(現:みずほ銀行)の頭取であった渋沢栄一によって日本銀行本店の設計に選抜されました。

日本銀行本店は日本を代表する建築物となっています。

 

辰野金吾氏の功績

辰野金吾氏は1886年に開設された帝国大学工科大学 造家学科(現・東京大学工学部建築科)の教授に就任した後、造家学と呼ばれていた分野に日本建築学、材料構造、地震学という新しい分野を作り、新しい建築の教育を始めました。

自身の留学経験を元に建築学を体系化していきました。

また、造家学会(現:日本建築学会)の創立メンバーとして尽力し、副会長そして会長に就任されました。

 

まとめ

いかがでしたか?今回は辰野金吾氏について紹介しました。これを機に有名な建築家について興味を持っていただけたら幸いです。

ミライ工事メディアでは国内外の素晴らしい建築物や建築の豆知識についてまとめています。

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