ミライ工事メディア 2023/02/06 古代ローマ建築 | 現代にも残る美しい建築 ~3選~ (アトリウム・コロッセオ・パンテオン) #古代ローマ建築#世界遺産 この記事をシェアする 【個人情報の取り扱いについて】 ・この入力フォームでご提供いただく個人情報は、弊社が提供するサービスや商品に関する情報を電子メール等でご提供および案内のために利用します。 ・当個人情報を第三者に提供することはありません。 ・当個人情報の取扱いを委託することがあります。委託にあたっては、委託先における個人情報の安全管理が図られるよう、委託先に対する必要かつ適切な監督を行います。 ・当個人情報の利用目的の通知、開示、内容の訂正・追加または削除、利用の停止・消去および第三者への提供の停止(「開示等」といいます。)を受け付けております。開示等の請求等は、以下の「個人情報苦情及び相談窓口」で受け付けます。 ・任意項目の情報のご提供がない場合、最適なご回答ができない場合があります。 ・当ホームページではクッキー等を用いておりますが、これによる個人情報の取得、利用は行っておりません。 ・入力していただいた個人情報はSSLにより暗号化されます。 <個人情報苦情及び相談窓口> 株式会社ミライ工事 個人情報保護管理者: 神山 苦情及び相談窓口責任者 神山 〒153-0043 東京都目黒区東山3-16-19 TEL :03-3714-3355 メール:help@miraikoji.com (受付時間 月曜日~金曜日 祝祭日を除く 9時~17時) 上記を確認の上、ご同意いただける方は送信ボタンを押してください。 × こんにちは!ミライ工事メディアです。 今回は古代ローマ建築についてご紹介します。 目次1 古代ローマ建築①アトリウム1.1 古代ローマのアトリウムの特徴①1.2 古代ローマのアトリウムの特徴②2 古代ローマ建築②コロッセオ2.1 古代ローマ建築物コロッセオの特徴①2.2 古代ローマ建築物コロッセオの特徴②3 古代ローマ建築③パンテオン3.1 古代ローマ建築物パンテオンの特徴①3.2 古代ローマ建築物パンテオンの特徴②4 まとめ 古代ローマ建築①アトリウム 現代でも使われているアトリウムという言葉は、一般的に外光が差す、天井が吹き抜けになっている空間のことをいいます。 その特徴から、アトリウムを取り入れている建物はおしゃれに見えたり、開放感あるものに見えます。 多くはホテルやマンション、商業施設のエントランスにあります。 アトリウムの起源は今から約2000年前に遡り、古代ローマから始まります。 古代ローマ人はドムスと呼ばれる住宅を作り、アトリウムはその中にありました。 ドムスは玄関、アトリウム、客人をもてなす主人の部屋であるタブリヌム、中庭を取り囲む柱でできたペリスティリウムが一直線上に配置される構成となっています。、 アトリウムはどの家庭にもあり当時の暮らしに取り入れられていたと考えられています。 古代ローマのアトリウムの特徴① 当時作られていたアトリウムは中央に水槽(impluvium)があり、天井部分に天窓(compluvium)がありました。 天井部分が吹き抜けになっている構造は今と変わらないですが、水槽があった理由には古代ローマ人の生活に関係があります。 古代ローマ時代では、都市に公共建築や浴場があり、水が引かれていました。一方、公共整備がされていない地域など、水が十分に行き届かない家庭もあり、そこでは雨水を生活用水として利用していました。そのため雨水を溜めるために水槽が設けられていました。 古代ローマのアトリウムの特徴② アトリウムには椅子や調度品が置かれ、壁には人間の生活、植物や建築など、芸術的に優れた絵が描かれていました。特に壁画は古代ローマの時代ごとに異なる特徴を持っていたことから、後にポンペイ四様式と呼ばれています。 また、アトリウムは人が多く集う空間であったと言われています。主人が客人を呼び、会合を開いていました。 古代ローマ建築②コロッセオ 次に紹介するものは、現在世界遺産に登録されており、観客を約5万人以上収容可能な円形の闘技場であるコロッセオです。石造りの4階建てのアーチ構造となっています。闘技場であるため古代ローマ時代では剣闘士同士や猛獣との試合、公開処刑などが行われており、見世物として観客に提供されていました。 古代ローマ建築物コロッセオの特徴① コロッセオは階層ごとに柱頭の見た目が異なっています。1階はドリス式、2階はイオニア式、3階はコリント式となっています。 ドリス式は丸い部分の上に正方形の板が載ったシンプルな形をしています。イオニア式は柱頭の両脇に渦が巻いており、軽快な印象をもたらします。コリント式はアカンサスという葉をモデルにした飾りが柱頭にあり、3つの中では一番補足、優美な印象をもたらします。 古代ローマ建築物コロッセオの特徴② コロッセオは地下空間があり、古代ローマではステージで行われている闘技の舞台裏として利用されていました。現代は1階の床が失われているため外から見ることが可能でしたが、立ち入り禁止の状態でした。しかし2021年6月に修復が発表され、現在は入れるようになったため、地下空間も観光スポットとしてもおすすめです。 👇コロッセオはこちらの記事で詳しく解説しています👇 コロッセオ | 殺し合いの残忍な歴史と古代ローマ建築に残るその戦い手ががりに迫る 【世界遺産・構造・歴史】 古代ローマ建築③パンテオン 最後に紹介する建築はパンテオンです。ローマ市内のマルス広場に建設された神殿であり、古代ローマは多神教であったため、様々な種類の神や宗派の壁を越えて全ての神を祀るために建てられた神殿となります。「パン」は「全ての」、「テオン」は「神々」を意味することから、神殿の名前にも意味が込められています。 古代ローマ建築物パンテオンの特徴① これまでローマの建築物は石で作られていましたが、パンテオンは「ローマンコンクリート」と呼ばれるローマ式のコンクリートで作られています。火山性の土に石灰や割石、レンガ、水などを混ぜて作られたものとなります。コンクリートは石に比べて形態の自由度が高く、また、当時発展していた技術であるアーチ構造と融合することで頑丈なドームを作ることができました。そのお陰もあり、再建もされていますが、2000年以上現存している建築物となります。 古代ローマ建築物パンテオンの特徴② パンテオンは一列8本からなる巨大な柱で構成されている正面入り口、中に入るとドーム構造の建物となっております。柱は1本約14mであり、ビルの4階程度の高さを持ちます。そのため、近くで見ると非常に大きく感じます。ドームの中は天井の中心に穴があり外の光が入る仕組みになっています。ドーム面積も広いため開放感があり、壮大な光景に目を奪われると思います。 👇パンテオンはこちらの記事で詳しく解説しています👇 パンテオン と ローマンコンクリート(古代コンクリート) とは解説! | 2000年近く経ち続けるための秘密 まとめ 今回はローマが起源の建築物、古くからありローマに現存する建築物について紹介しました。 観光スポットとしても有名な場所であるため、旅行した際には訪れることをオススメします。 ミライ工事メディアでは国内外の素晴らしい建築物や建築の豆知識についてまとめています。 気になったら他の記事も見てみてくださいね! 黄金比とは?白銀比とは?建築物に使われているデザインの美しい縦横比 人間が美しいと感じる魔法の比率である「黄金比」「白銀比」についてご紹介します。黄金比、白銀比はクレジットカードやコピー用紙などの身近な長方形のモノだけでなく、世界的に歴史ある有名な「建築物」にも使われています。黄金比、白銀比とは何か、及びそれぞれの比率が使われている美しい建築物について当記事ではご紹介します。 お風呂cafeおすすめ3選をご紹介!|おふろcafe utatane・お風呂cafe びわこ座・おふろcafe ハレニワの湯 こんにちは!今回はお風呂カフェについて紹介します。お風呂カフェはお風呂とカフェを融合したレジャー施設であり、当記事では特徴や魅力をお伝えします。また、お風呂カフェの大規模な施設である「おふろ cafe」の店が全国には展開されています。その中でオススメの店を紹介します。 またミライ工事は工事写真アプリを手掛ける会社です! こちらも気になればダウンロードしてみてください! ミライ工事アプリの詳細はこちら この記事をシェアする 工事写真台帳アプリならミライ工事へ 前の記事を読む コラムの一覧に戻る 次の記事を読む 工事写真アプリ「ミライ工事」 > ミライ工事メディア > 古代ローマ建築 | 現代にも残る美しい建築 ~3選~ (アトリウム・コロッセオ・パンテオン)