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平等院鳳凰堂はいつ、何のために建てられた?【アクセス・見どころについてもご紹介】

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こんにちは!ミライ工事メディアです。

今回は平等院についてご紹介します。

平等院について

平等院は京都府宇治市にある寺院です。

1994年に世界遺産に登録され、鳳凰堂は国宝指定されています。

 

平等院はいつ建てられた?

平等院は平安時代である1052年に建てられました。

今から1000年近く前に建てられていたのです。

1902年の明治修理や葺き替え、塗り直し修理などで外観は変化していますが、原型は大きく変わらないようです。

2012年の修復以前の鳳凰堂

 

平等院は元々別荘だった?

平等院は元々は貴族や天皇の別荘でありました。

しかし平安時代の政治において中心となっていた人物、藤原道長をきっかけとして存在意義が変化します。

摂政である藤原道長の別荘であった頃は「宇治院」と呼ばれていました。

しかし道長の死後、子である藤原頼道は末法思想が広まりつつあった時代背景もあり、「別荘」から「寺院」に改めようとしました。

末法思想とは釈迦の死後2000年目以降は仏法が廃れると考えられていた思想です。

天災・人災が続き、不安定になった世の中で仏教は「現世での救済」から「来世での救済」に変化していきました。

極楽往生を願う浄土信仰が社会に広まっていったのです。

平等院の建設にはそのような時代・宗教的背景による存在意義の変化があります。

藤原道長 ©wikipedia.org

 

鳳凰堂について

鳳凰堂は1053年に建てられたと考えられており、国宝指定されている場所です。

元々は違う名前だった!現在の名前の由来は?

鳳凰堂は元々は違う名前であり、建てられた当時の名称は「阿弥陀堂」あるいは「御堂」と考えられています。

鳳凰堂という名は文献によると江戸時代初期までに生まれたと考えられています。

正面から見た姿が翼を広げた鳥のように見えたことから、「鳳凰」という名が付いたと考えられています。

© bunkaisan.exblog

平等院は切手や通貨に利用されている

現在の10円玉の絵に鳳凰堂が使われていることをご存じの方は多いと思います。

しかし10円玉だけではなく、平等院の文物はこれまでも切手など人々が使うものに多く取り入れられてきました。

代表的なものを以下に紹介します。

切手・通貨 文物
1950年 24円切手 鳳凰堂
1953年 10円玉 鳳凰堂
1959年 30円切手 鳳凰堂(24円切手とは色違い)
1971年 150円切手 鳳凰像
1980年 60円切手 梵鐘
2004年 1万円札裏面 鳳凰像

平等院の見どころ

平等院内には鳳凰堂も含め、様々な建物があります。今回はその中でもおすすめなスポットを紹介します。

また、平等院は1時間~1時間半ほどで見回ることも可能であるため、もちろん全部みることもおすすめです!

 

平等院の見どころ①

平等院に入ったら必ず目にするであろう、鳳凰堂を紹介します。

鳳凰堂は中堂、北翼廊、南翼廊、尾廊の4棟からなります。

正面から見た水面に照らされる鳳凰堂は有名であり美しく綺麗ですが、他の場所から見た鳳凰堂も綺麗なものとなっています。

また、国宝に指定されているものは鳳凰堂だけでなく木造の阿弥陀如来坐像もあります。

鳳凰堂内部の中央にあるこの像は、優美で落ち着いた雰囲気を感じることができるためおすすめです。

南翼廊 ©wikipedia.org

中堂の阿弥陀如来像 ©wikipedia.org

 

平等院の見どころ②浄土院

次に紹介する見どころは浄土院です。鳳凰堂の後ろに位置しています。

名前の通り、浄土宗の寺院であり、平等院を修復する際に1500年頃に建設したといわれています。

横長で左右対称の建物であり、開放感のあるエリアになります。

内部には阿弥陀如来立像や壁画などがあり、見ることができます。

浄土院 ©wikipedia.org

 

平等院の見どころ③観音堂

次に紹介する見どころは観音堂です。こちらは重要文化財に指定されています。

平等院内の建物において重要文化財に指定されているものは2つあり、そのうちの一つが観音堂になります。

こちらの建物は平安時代ではなく、鎌倉時代の初期に建てられました。

観音堂は平等院の正門から入り、鳳凰堂に向かう途中で左手に見えます。

鳳凰堂に比べて全体的に落ち着いた雰囲気の建物であり、 趣が感じられます。

観音堂 ©wikipedia.org

 

平等院へのアクセス・営業時間

平等院は宇治駅から徒歩10分ほどで到着します。

 

営業時間は庭園と鳳凰堂内部で異なっており、下記の通りになっています。(2023年4月現在)

庭園 8:30~17:30
鳳凰堂内部 9:30~16:10

また、拝観料は下記の通りになっています。(2023年4月現在)

個人 団体(25名以上)
大人 600円 500円
中高生 400円 300円
小学生 300円 200円

より詳しい情報は公式サイトに乗っているため、ご参考ください。

平等院

 

まとめ

今回は平等院鳳凰堂についてまとめました。

歴史も踏まえると、より魅力や価値が理解できたかと思います。

ミライ工事メディアでは国内外の素晴らしい建築物や建築の豆知識についてまとめています。

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