ロマネスク様式・ゴシック様式とは?その違いは?|中世ヨーロッパの建築様式

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こんにちは。ミライ工事メディアです。
今回は中世ヨーロッパの建築様式について紹介します。
代表的な様式に「ゴシック」、「ロマネスク」があります。
これらの様式は大聖堂などの神聖な建築物に適用され、世界遺産に登録されている建物もあり、現代でも見ることができます。
ゴシック様式、ロマネスク様式だけで構築されている建物もあれば、シャルトル大聖堂のように両方の特徴を持つ建物もあります。
目次
ロマネスク様式とは
ロマネスク様式の歴史
「ロマネスク」という名前は、古代ローマ文化の影響を受けていたことから「ローマ風の」という意味を持ちます。
この呼び方はゴシック様式同様、当時は蔑称としての側面が強くありました。
しかし、20世紀になってから芸術的・建築的価値が再評価され、今では価値ある様式として扱われています。
また、ロマネスク様式はゴシック様式の前身となる様式です。(初期ゴシック様式と呼ぶこともあります)
そのためゴシック様式は機能的に、ロマネスク様式の欠点を補っている部分があります。
例えばゴシック様式は壁が薄く、重心が低いロマネスク様式に比べて軽いため、建物を高くすることができたことが考えられます。
ロマネスク様式の特徴
ロマネスク様式である建築物の特徴は
・壁が分厚く、重い
・窓が小さい
・建物の高さが低い
といった特徴が例として挙げられます。
ロマネスク様式の建物
ロマネスク様式の建物にはル・トロネ修道院、ピサ大聖堂、シュパイアー大聖堂などが挙げられます。

ル・トロネ修道院(フランス)

ピサ大聖堂(イタリア)

シュパイアー大聖堂(ドイツ)
いずれの建物も、小さめの窓、壁の分厚さなど、ロマネスク様式の特徴を持っています。
また、後に発展したゴシック様式に比べると控えめな印象も受けられます。
ゴシック様式とは
ゴシック様式の歴史
ゴシック様式はフランスを発祥とする建築様式です。
当初は中世の芸術を粗野で野蛮なものとみなすために「ゴート風の」と呼んだことが、名前の由来になっています。
この理由もあり、ルネサンス以降は使われなくなっていきました。
しかし18世紀になると構造力学的観点から合理的な構造であると再評価されるようになり、現代に至ります。
ゴシック様式の特徴
ゴシック様式である建築物の特徴は
・尖頭アーチ(先の尖ったアーチ)
・飛び梁(フライング・バットレスともいい、空中にアーチを架けたような飛び梁)
・天井が高い
・ステンドグラスがある
といった特徴が例として挙げられます。
ゴシック様式の建物
ゴシック様式の建物にはノートルダム大聖堂、ケルン大聖堂、ウェストミンスター寺院、ミラノ大聖堂などが挙げられます。

ノートルダム大聖堂(フランス・パリ)

ケルン大聖堂(ドイツ)

ウェストミンスター寺院(イギリス・ロンドン)

ミラノ大聖堂(イタリア)
いずれも異なる国の建物ですが、どこか似た雰囲気を感じることができると思います。
尖頭アーチなど、ゴシック様式の特徴を共通に持っているためです。
まとめ
今回は中世ヨーロッパの建築様式についてまとめました。
ミライ工事メディアでは国内外の素晴らしい建築物や建築の豆知識についてまとめています。
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