ミライ工事メディア 2023/09/18 知られざる神社の建築様式を紹介!|伊勢神宮|出雲大社| #国内の建築 この記事をシェアする 【個人情報の取り扱いについて】 ・この入力フォームでご提供いただく個人情報は、弊社が提供するサービスや商品に関する情報を電子メール等でご提供および案内のために利用します。 ・当個人情報を第三者に提供することはありません。 ・当個人情報の取扱いを委託することがあります。委託にあたっては、委託先における個人情報の安全管理が図られるよう、委託先に対する必要かつ適切な監督を行います。 ・当個人情報の利用目的の通知、開示、内容の訂正・追加または削除、利用の停止・消去および第三者への提供の停止(「開示等」といいます。)を受け付けております。開示等の請求等は、以下の「個人情報苦情及び相談窓口」で受け付けます。 ・任意項目の情報のご提供がない場合、最適なご回答ができない場合があります。 ・当ホームページではクッキー等を用いておりますが、これによる個人情報の取得、利用は行っておりません。 ・入力していただいた個人情報はSSLにより暗号化されます。 <個人情報苦情及び相談窓口> 株式会社ミライ工事 個人情報保護管理者: 神山 苦情及び相談窓口責任者 神山 〒153-0043 東京都目黒区東山3-16-19 TEL :03-3714-3355 メール:help@miraikoji.com (受付時間 月曜日~金曜日 祝祭日を除く 9時~17時) 上記を確認の上、ご同意いただける方は送信ボタンを押してください。 × みなさん、こんにちは。ミライ工事メディアです。 今回はあまり知られていない神社の建築様式について紹介します。 目次1 神社の建築様式2 二大建築様式2.1 平入り2.2 妻入り2.3 神明造2.4 八幡造2.5 流造2.6 日吉造2.7 権現造2.8 大社造2.9 住吉造2.10 春日造3 まとめ 神社の建築様式 神社の建築様式は、屋根が三角形状に頂上から地上に向かって斜面を形成する切妻造と呼ばれるものです。この建築様式は日本の家屋において最も代表的なものであります。この造りから建物の入り口が異なることで更に2つの建築様式に分類されます。 二大建築様式 二大建築様式の名称は平入りと妻入りです。これらについて詳しく説明していきます。 平入り 1つ目は平入りです。平入りとは屋根の面に対し水平の壁に入り口を持つものであります。伊勢神宮がこの建築様式に分類されます。 妻入り 2つ目は妻入りです。妻入りとは屋根の面から見て横の壁に入り口を持つものであります。出雲大社がこの建築様式に分類されます。 神社の建築様式はこれらのように大きく分けて2つの種類がありますが、そこから更に細分化することができ以下のようになります。 神明造 1つ目の神明造は平入りの建築様式で、伊勢神宮正殿の様式となっています。古代の倉を元にしたものであり、穀物庫であった高床式倉庫から発展したものと考えられています。屋根に千木と堅魚木が用いられており、堀立柱が基礎となっています。奥行きよりも横幅が広いことが特徴できであり、直線的な造りとなっております。 八幡造 2つ目の八幡造は大分県の宇佐八幡宮の様式となっております。後殿に軒を接して前殿をつくり、合いの間で連結していることが特徴的です。前殿と後殿の両殿とも本殿扱いとなっています。日光東照宮を代表とする権現造は、この八幡造を発展させたものとなっています。 流造 3つ目の流造は神明造から発達したもので、京都の上賀茂神社、下鴨神社を代表とする建築様式となっています。屋根は前のほうが長くのびて、向拝をおおい、母屋の屋根と向拝の屋根が一連のなだらかな曲線を描くようにつくってあるのが特徴的です。日本の神社の約7割は流造であるといわれており、全国で最も多いとされています。 日吉造 4つ目の日吉造は切妻造の前後左右に庇をつけたものとなっており、滋賀県の日吉大社を代表とする建築様式となっております。後方の庇は短く、似た造りに入母屋造があります。入母屋造は後方の庇も長く、寺院に多くみられる造りとなっています。 権現造 5つ目の権現造は栃木県の日光東照宮や京都の北野天満宮を代表とする建築様式となっております。八幡造と大差はありませんが、八幡造は、前後全てが本殿なのに対し、権現造は、後方のみが本殿となっております。両殿の連結部は石の間という別棟でエ字形に連ねたものであり、床が低いままなのが特徴となっています。 大社造 6つ目の大社造は妻入りの建築様式で、島根県の出雲大社本殿の様式となっております。古代の宮殿をもとにしたものとされ、屋根に千木と堅魚木を持ちます。形も正方形に近く、古典的な日本家屋の形状に近いともされます。 住吉造 7つ目の住吉造は妻入りの建築様式で、大阪府の住吉大社本殿の様式となっております。屋根には千木と堅魚木を持ち、社殿の内部が内陣と外陣の二室に分かれているのが特徴です。また、縁がなく、玉垣で覆われているのも特徴となっています。 春日造 8つ目の春日造は妻入りの建築様式で、奈良県の春日大社本殿を代表とする様式となっております。正面の階段上に社殿と同じ幅の階隠の屋根をつけていること、縁がないこと、非常に曲線的であり、サイズも非常に小さいことが特徴です。 まとめ いかがでしたか?今回は神社の建築様式について紹介しました。 知っている建築様式はありましたか?これを機に神社に興味を持っていただけたら幸いです。 ミライ工事メディアでは国内外の素晴らしい建築物や建築の豆知識についてまとめています。 気になったら他の記事も見てみてくださいね! 首里城のアクセス・イベント・歴史・見どころを徹底解説!!【沖縄/文化/お城/名所】 沖縄県那覇市にある首里城は、琉球王国の王城であり、2000年に世界遺産に登録されました。首里城は、中国と日本の築城文化を融合した沖縄の歴史、文化を象徴するお城でもあります。そんな首里城の歴史や見どころ、さらにはイベント情報まで皆さんにお伝えします。 マチュ・ピチュ遺跡について徹底解説!【アンデス山脈/インカ帝国/世界遺産/複合遺産】 この記事では複合世界遺産に登録されている「マチュ・ピチュ遺跡」について解説しています。マチュ・ピチュ遺跡は南国ペルーのアンデス山にある遺跡で、約500年前にインカ帝国で建設された遺跡です。1900年代に偶然アメリカの探検家によって発見されました。この記事ではそんなマチュ・ピチュ遺跡について詳細に解説していきます。 またミライ工事は工事写真アプリを手掛ける会社です! こちらも気になればダウンロードしてみてください! ミライ工事アプリの詳細はこちら この記事をシェアする 工事写真台帳アプリならミライ工事へ 前の記事を読む コラムの一覧に戻る 次の記事を読む 工事写真アプリ「ミライ工事」 > ミライ工事メディア > 知られざる神社の建築様式を紹介!|伊勢神宮|出雲大社|