ミライ工事メディア 2022/11/01 中村家住宅 に隠された沖縄の台風から守る工夫【国指定重要文化財】 #沖縄#国内の建築#木造建築 この記事をシェアする 【個人情報の取り扱いについて】 ・この入力フォームでご提供いただく個人情報は、弊社が提供するサービスや商品に関する情報を電子メール等でご提供および案内のために利用します。 ・当個人情報を第三者に提供することはありません。 ・当個人情報の取扱いを委託することがあります。委託にあたっては、委託先における個人情報の安全管理が図られるよう、委託先に対する必要かつ適切な監督を行います。 ・当個人情報の利用目的の通知、開示、内容の訂正・追加または削除、利用の停止・消去および第三者への提供の停止(「開示等」といいます。)を受け付けております。開示等の請求等は、以下の「個人情報苦情及び相談窓口」で受け付けます。 ・任意項目の情報のご提供がない場合、最適なご回答ができない場合があります。 ・当ホームページではクッキー等を用いておりますが、これによる個人情報の取得、利用は行っておりません。 ・入力していただいた個人情報はSSLにより暗号化されます。 <個人情報苦情及び相談窓口> 株式会社ミライ工事 個人情報保護管理者: 神山 苦情及び相談窓口責任者 神山 〒153-0043 東京都目黒区東山3-16-19 TEL :03-3714-3355 メール:help@miraikoji.com (受付時間 月曜日~金曜日 祝祭日を除く 9時~17時) 上記を確認の上、ご同意いただける方は送信ボタンを押してください。 × こんにちは! 今回は沖縄にある、国指定重要文化財 の「 中村家住宅」 についてお話しして行きます。 目次1 中村家住宅とは?2 国の指定重要文化財に指定3 中村家の歴史4 中村家住宅の構造4.1 中村家住宅の柱4.2 中村家住宅の瓦4.3 中村家住宅の堀5 中村家住宅を観光する6 中村家住宅の営業時間は?料金は?7 まとめ 中村家住宅とは? 中村家住宅は戦前の沖縄の住居建築の特徴を持つ建物です。 沖縄県の住居は、戦争に戦争によってほとんどの家が残っていません。 ですが、中村家住宅は、屋敷構えがそっくり残っています。 例は極めて珍しく、当時の上層農家の生活を知る上にも貴重な遺構になりました。 国の指定重要文化財に指定 このような貴重さから、1972年(昭和47年)に政府によって国の重要文化財に指定されました。 ©︎odasym.com 中村家の歴史 現在から約500年前、中村家の先祖賀氏は、王国きっての築城家の護佐丸が本島中部に移住した時に共にその師匠といて写ってきたと考えられています。 護佐丸が阿麻和利に滅ぼされてしまうと、中村家の先祖も離れ離れになってしまいました。 その後の1720年頃、ようやくこの地方の地頭職(本土の庄屋のようなもの)に上り詰めました。 中村家住宅の構造 現在の建物は18世紀中頃に建てられたものです。 沖縄は台風が多く来るので特殊な建築をしています。 建築方法は、鎌倉・室町時代の日本建築がもとになりますが、いろいろな箇所に特殊な工夫がされていて、独特な住居建築になっています。 この後は各箇所の工夫についてまとめていきます。 中村家住宅の柱 柱には、チャーギ(イヌマキ)、イーク(モッコク)を使用しています。こちらの木は現代でも貴重で高級な材木を使用しています。 左: チャーギの木 右: モッコクの木 (photo acより) 中村家住宅の瓦 屋根には本瓦葺きという寺院でよく見られるような積み方をして作られています。 さらに漆喰塗りで、屋根の上にシーサー(獅子)が置いてあります。 沖縄の民家の屋根とシーサー (photo acより) 中村家住宅の堀 台風の風から家を守るために ヒンプン と言われる堀が立てられています。 また、この堀は外から直接母屋を見えないようにする役割もあり、そこから顔隠し堀とも言われています。 これらの他にもたくさんの台風から家を守る構造が施されています。 中村家住宅を観光する 中村家は現在、北中城村が観光地として運営しています。 北中城ICから車(一般道)で約20分で行くことができます。 中村家住宅の営業時間は?料金は? 営業時間は、9:00~17:30で、火曜日が休館日です。 入場料金は 入場料金(大人):500 円 団体:450円 入場料金(中高生):300 円 団体:270円 入場料金(小学生):200 円 団体:180円 です。 ©︎wikipedia.org まとめ 今回は、沖縄の有名な建築 “中村屋住宅” についてまとめていきました。 このメディアでは世界や日本の有名な建築をまとめていますのできになったら他の記事もぜひ観てみてください! 鼓門・もてなしドームまとめ ~おもてなしの心から生まれた金沢駅の新名所~ 今回は金沢に行ったらぜひ訪れてほしい新名所 "鼓門" について紹介していきます! "鼓門(つづみもん)は高さ13.7mもある2本の柱によって支えられています。金沢は雪や雨が多く、『駅を降りた人に傘を差し出すおもてなしの心』をコンセプトから生まれました。伝統芸能の能が有名な金沢なので能で使われる鼓(つづみ)をモチーフとしています。 鼓門・もてなしドームまとめ ~おもてなしの心から生まれた金沢駅の新名所~ 今回は金沢に行ったらぜひ訪れてほしい新名所 "鼓門" について紹介していきます! "鼓門(つづみもん)は高さ13.7mもある2本の柱によって支えられています。金沢は雪や雨が多く、『駅を降りた人に傘を差し出すおもてなしの心』をコンセプトから生まれました。伝統芸能の能が有名な金沢なので能で使われる鼓(つづみ)をモチーフとしています。 私たちミライ工事は工事写真台帳を現場でつくる無料から使える工事写真アプリの “ミライ工事” を運営しています。 こちらも併せて気になれば下のボタンからアプリの詳細をみてみてください! ミライ工事アプリの詳細はこちら この記事をシェアする 工事写真台帳アプリならミライ工事へ 前の記事を読む コラムの一覧に戻る 次の記事を読む 工事写真アプリ「ミライ工事」 > ミライ工事メディア > 中村家住宅 に隠された沖縄の台風から守る工夫【国指定重要文化財】