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世界の美しいモスク3選|ブルー・モスク|泥のモスク|シェイク・ザイード・モスク|

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こんにちは。ミライ工事メディアです。今回は世界の美しい宗教建築のモスクを3つ紹介します。

 

モスクとは

みなさんはモスクを知っていますか?モスクとはイスラム教の礼拝堂であり、ムスリムの人がお祈りをする場所であります。モスクは世界中に400万近く存在すると言われており、最もモスクが多い国はインドで、およそ30万存在するそうです。日本にも100以上のモスクが存在します。モスクの魅力は独特な美しさを持つことであり、今回は一生で一度は見てみたいモスクを紹介します。

 

ブルー・モスク [トルコ/イスタンブール]

ブルーモスク

一つ目に紹介するのはトルコのイスタンブールにあるブルー・モスクです。正式名称は「スルタンアフメット・ジャーミィ」といい、世界で最も美しいモスクと言われています。イスタンブールの観光の目玉であり、トルコを代表するモスクです。また、世界遺産にも登録されています。

 

ブルー・モスクの歴史

ブルー・モスクの歴史は、オスマン帝国第14代皇帝のスルタン アフメット1世が、トルコ史上最高の建築家であるミマール・シナンの弟子メフメット・アーに依頼して建てたモスクです。

 

ブルー・モスクの外観

ブルー・モスクの外観は、大理石とタイルで作られているため重厚感があります。更にミナレットという、イスラム教の信者が1日5回の礼拝を呼びかけるために使用される高い塔が6本あることが特徴的です。ミナレットの数はモスクの格式の高さを表します。通常、ミナレットは4本までしか建てられないため、建造当時6本のミナレットを有していたのは聖地メッカのハラム神殿だけでした。

 

ブルー・モスクの内部

ブルー・モスクの内部へは無料で入場することができますが礼拝堂はイスラム教徒以外は立入禁止となっています。ステンドグラスと窓の数に圧倒されます。ドーム内には細かく美しい模様が天井まで描かれています。内部の壁に敷き詰められた、色鮮やかで細密なデザインのタイルがブルー・モスクが最も美しいと言われる理由となっています。

ブルー・モスク 内部

 

泥のモスク [マリ]

泥のモスク マリ
二つ目に紹介するのはマリにある泥のモスクです。正式名称は「ジェンネの大モスク」といい、泥で作られているという特徴があります。マリの世界遺産「ジェンネ旧市街」にありますが、ジェンネ旧市街はモスクの他にも全ての建物が泥で作られているそうです。イスラームの建築様式よりもスーダン・サヘル様式に近い建築様式です。

 

泥のモスクの歴史

泥のモスクは、1280年にイスラームに改宗したジェンネ王コワ・コアンボロがそれまでの宮殿を壊して建て直したもの。現在のモスクは1907年に再建されたもの1988年に世界遺産に指定されましたが、世界遺産の中でも100年後には見られない可能性が高いといわれています。

 

泥のモスクの外観

泥のモスクのは名前の通り泥でできています。マリは乾燥している地域であるからこそこのような建物が存在します。ニジェール川が運んできたを原料にして日干しレンガを積み上げ、その上にさらに泥を塗って仕上げています。すべて同じ泥でつくられていて、切れ目がないことが特徴的です。

 

泥のモスクの内部

モスクの内部には、畳1畳分の太さがある柱がおよそ100本ありますが、これらも全て泥でつくられています。モスクには突起物がありますが、これはメンテナスのための木造の足場となっています。メンテナンスは年に1度おこなわれ、共同体総出で壁土の塗り足しがされます。

 

シェイク・ザイード・モスク [アラブ首長国連邦]

シェイク・ザイード・モスク
三つ目に紹介するのはアラブ首長国連邦にあるシェイク・ザイード・モスクです。モスクの名前になっているシェイク・ザイードとはアラブ首長国連邦アラブ首長国連邦建国の父であるシェイク・ザイードが埋葬されているモスクで、およそ550億円かけて造られました。異教徒でも中に入って見学することができます。

 

シェイク・ザイード・モスクの歴史

シェイク・ザイード・モスクは伝統的なイスラムのデザインと近代的な建築技術を用いて作られています。2007年に竣工した世界で6番目に大きいモスクとなっています。

シェイク・ザイード・モスクの外観

日中に太陽に映えるモスクも美しいですが、夜になるとモスク全体が青色にライトアップされると同時にお祈りの音楽が流れるため、幻想的な姿になります。

シェイク・ザイード・モスクの内部

イスラムアートと呼ばれる幾何学模様や花や植物を組み合わせた天井や壁の装飾、大理石の床モザイクが魅力的です。メインホールの装飾にはイスラム教と関わりのあるブドウ、ヤシの木、花のモチーフがガラスモザイクや彫刻によって表現されています。更に、約1,200人のイラン人女性が2年という年月をかけ手織りで作られたペルシャ絨毯が敷かれています。これは世界最大の1枚絨毯で、大きさが5,627㎡、重量47トンあるそうです。

シェイク・ザイード・モスク 内部

 

まとめ

いかがでしたか?今回はモスクの紹介をしましたが、どれも日本の建物からは感じることのできない魅力があって素敵でしたね。

ミライ工事メディアでは国内外の素晴らしい建築物や建築の豆知識についてまとめています。

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