ミライ工事メディア 2023/01/30 パンテオン と ローマンコンクリート(古代コンクリート) とは解説! | 2000年近く経ち続けるための秘密 #古代ローマ建築#世界遺産 この記事をシェアする 【個人情報の取り扱いについて】 ・この入力フォームでご提供いただく個人情報は、弊社が提供するサービスや商品に関する情報を電子メール等でご提供および案内のために利用します。 ・当個人情報を第三者に提供することはありません。 ・当個人情報の取扱いを委託することがあります。委託にあたっては、委託先における個人情報の安全管理が図られるよう、委託先に対する必要かつ適切な監督を行います。 ・当個人情報の利用目的の通知、開示、内容の訂正・追加または削除、利用の停止・消去および第三者への提供の停止(「開示等」といいます。)を受け付けております。開示等の請求等は、以下の「個人情報苦情及び相談窓口」で受け付けます。 ・任意項目の情報のご提供がない場合、最適なご回答ができない場合があります。 ・当ホームページではクッキー等を用いておりますが、これによる個人情報の取得、利用は行っておりません。 ・入力していただいた個人情報はSSLにより暗号化されます。 <個人情報苦情及び相談窓口> 株式会社ミライ工事 個人情報保護管理者: 神山 苦情及び相談窓口責任者 神山 〒153-0043 東京都目黒区東山3-16-19 TEL :03-3714-3355 メール:help@miraikoji.com (受付時間 月曜日~金曜日 祝祭日を除く 9時~17時) 上記を確認の上、ご同意いただける方は送信ボタンを押してください。 × こんにちは!ミライ工事メディアです。 今回は古代ローマ建築の中でも名高い “パンテオン” について解説していきます。 目次1 パンテオンとは?1.1 パンテオンの由来は?1.2 パンテオンの大きさは?特徴は?1.3 パンテオンは誰が建てた?2 2000年間経ち続けるための “ローマンコンクリート” の秘密3 なぜローマンコンクリートは使用されない??4 まとめ パンテオンとは? パンテオンとは、2000年近く、ほぼ完全な状態で建ち続けている、ローマ市内のマルス広場に建設された歴史的な建築物です。 パンテオンとは主に、ローマの神々に捧げられた礼拝施設だとされているが、古代の史料の言及も少なく未だに完全にはわかっていないです。 パンテオン パンテオンの由来は? “パンテオン” とは、“パン(すべての)” と “テオン(神)” の二つの言葉が合わさっています。 古代ローマは多神教であったことから、様々な種類の神や宗派の壁を越えて全ての神を祀るために建てられた神殿となります。 パンテオンの大きさは?特徴は? パンテオンは一列8本からなる巨大な柱で構成されている正面入り口、中に入るとドーム構造の建物となっています。 柱は1本約14mであり、ビルの4階程度の高さを持ちます。 なので近くで見た時の迫力はなかなかです。 ドームの中は天井の中心に穴があり外の光が入る仕組みになっています。 ドーム面積も広いため開放感があり、壮大な光景に目を奪われると思います。 パンテオンは誰が建てた? 最初のパンテオンは紀元前25年、初代ローマ皇帝アウグストゥスの側近マルクス・ウィプサニウス・アグリッパによって建造されました。 その後、最初のパンテオンは、火事で焼失してしまいました。 2代目のパンテオンは、西暦118年から128年に掛けて、ローマ皇帝ハドリアヌスによって再建されました。 現在もこのパンテオン神殿は残っており、2000年近くもローマの地に建ち続けていることになります。 ハドリアヌス ©︎wikipedia.org この後はこのパンテオンを支えるコンクリート “ローマン・コンクリート” の秘密に触れていきます。 2000年間経ち続けるための “ローマンコンクリート” の秘密 パンテオンを支えられている大きな要因として、 “ローマンコンクリート” という特殊な素材が使われています。 ローマンコンクリートが使用されているポルトゥス・コサヌスの岸壁 ©︎PHOTOGRAPH BY 通常コンクリートの寿命は、 50年~100年程度 とされています。 ですが、ローマンコンクリートは、数百年どころか、2000年も経った今も強度を保ち続けています。 なぜここまでローマンコンクリートが強いのかその秘密に迫っていきます。 ローマンコンクリートは、火山灰、石灰、火山岩、海水を混ぜ合わせて作られている。 その中で一番のポイントは、最後の材料である海水です。 この珍しい材料の組み合わせのおかげで、1,000年以上の時間をかけてコンクリート内で新しい鉱物が形成され、今のなお強度が高まっていると言われています。 このコンクリートはどうやって作られるのでしょうか? まず、火山灰と石灰と石灰岩を混ぜると、結合能力を持つ化合物が生成されるポゾラン反応が発生し、凝灰岩ができる時の要領でコンクリートが完成するわけです。 これらのコンクリートの間には、ミネラルの連晶ができ、その結晶によりヒビを防ぐ働きをします。 現代のコンクリートは、年げつが経つほどヒビが入りやすくなってしまうので、これらがヒビが入らないコンクリートの秘密であると言えますね。 これらのローマンコンクリートは、パンテオンだけでなく、トラヤヌスの市場やコロッセオなどにも使用されていて、今もその形を保っています。 トラヤヌスの市場 ©︎wikipedia.org なぜローマンコンクリートは使用されない?? こんなに強く耐久性もあるローマンコンクリートですが、なぜ使用されないのでしょうか?? それは 扱いずらさ や 海水と鉄筋の相性が悪いという性質から使用されていないと考えられます。 まず扱いずらさですが、ローマンコンクリートは、固まるまでの時間が短い です。 その分、施工が難しく、コストがかかってしまうというところですね。 さらに、ローマンコンクリート自体の性質や原理などがまだ解明されていないということも扱いずらさの一つになっているようですね。 ローマンコンクリートについては今も、世界各国で行われています これらの研究が進めば、ローマンコンクリートを使用した建築が行われるかもしれません。 2点目は海水と鉄筋の相性が悪いことですね。 今現在よく使用されている、鉄筋コンクリートですが、コンクリートに鉄筋が入っていて圧縮力はコンクリート、せん断力は鉄筋が支えています。 この鉄筋コンクリートのコンクリートはアルカリ性で作られていることによって、鉄筋の錆を防いで耐久を伸ばしていますが、ローマンコンクリートは海水を使用しているので海水が染み込むと鉄筋が錆びてしまいます。 鉄筋とローマンコンクリートの海水は相性が悪いのですね。 これらのことから使用されていないローマンコンクリートですが、研究が進めば使用される場面も増えていくかもしれませんね。 まとめ 今回はローマが起源の建築物、古くからありローマに現存する建築物について紹介しました。 観光スポットとしても有名な場所であるため、旅行した際には訪れることをオススメします。 ミライ工事メディアでは国内外の素晴らしい建築物や建築の豆知識についてまとめています。 気になったら他の記事も見てみてくださいね! コロッセオ | 殺し合いの残忍な歴史と古代ローマ建築に残るその戦い手ががりに迫る 【世界遺産・構造・歴史】 サグラダファミリアの完成予定はいつ?工期はどのくらい?【どの建築家?魅力は?】 世界遺産に登録されているスペイン・バルセロナにあるサグラダ・ファミリアについて紹介いたします。サグラダ・ファミリアは工期の長さで有名ですが、設計者や建築に至った背景、観光名所を知らない方もいるのではないでしょうか。そこで、当記事ではサグラダファミリアの概要とともに、魅力を説明いたします。 またミライ工事は工事写真アプリを手掛ける会社です! こちらも気になればダウンロードしてみてください! ミライ工事アプリの詳細はこちら この記事をシェアする 工事写真台帳アプリならミライ工事へ 前の記事を読む コラムの一覧に戻る 次の記事を読む 工事写真アプリ「ミライ工事」 > ミライ工事メディア > パンテオン と ローマンコンクリート(古代コンクリート) とは解説! | 2000年近く経ち続けるための秘密