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【工事写真の撮り方:電気設備編】ポイントまとめ(国土交通省PDF資料リンク付き)

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工事写真の撮り方や管理については、参考となる基準があります。

電気設備工事における工事写真の撮り方についてまとめました。初めて撮影に臨まれる方は参考になさってください。

工事写真とは何か


工事写真は、施工の過程を記録し、当該工事が正しく行われているか確認するための写真です。使用される材料やその品質が仕様書通りか、施工の寸法は設計図通りかの証憑となります。施工後に問題が見つかった場合や、工事完了後の維持管理のために用いられます。

「建築」「電気設備」「土木」など、工事の業種ごと、プロジェクトごとに撮影項目は異なりますが、国土交通省の発行する以下の資料と概ね同様になります。

工事写真の撮り方を定めた国土交通省資料:電気設備編

以下の資料は、国土交通省が公共工事の工事写真に関する基準として定めたものですが、一般の工事でもこれらの資料を参考にできます。

  • 営繕工事写真撮影要領
  • 電気通信設備工事写真管理基準
  • 工事写真撮影ガイドブック(電気設備工事編)

営繕工事写真撮影要領

電気設備工事を含む工事全般について、国土交通省官庁営繕部と地方整備局等営繕部が官庁施設の営繕を実施するための要領として制定しています。 「公共建築工事標準仕様書等に係る工事写真(電子媒体による提出を含む。)の撮影及び整理に適用」され、工事写真の仕様や撮影対象、提出方法などが詳細にまとめられています。

>『営繕工事写真撮影要領 令和3年版』(リンク)

電気通信設備工事写真管理基準

別途定められた「電気通信設備工事施工管理基準」について、工事写真の管理に関する事項の詳細をまとめた資料です。

工事写真の分類の方法や適切な撮影頻度、撮影方法、撮影箇所まどが整理されています。

>『電気通信設備工事写真管理基準(案) 令和2年3月』(リンク)

工事写真撮影ガイドブック(電気設備工事編)

上述の基準をわかりやすく整理して解説した政府刊行のガイドブックです。撮影対象表に合わせた構成で、工事写真の整理についてや、デジタル工事写真の小黒板情報電子化についてもまとめています。

有償の書籍で、定価は4,500円(税別)です。

>『営繕工事写真撮影要領(平成28年版)による工事写真撮影ガイドブック 電気設備工事編 平成30年版』

工事写真の撮り方のポイントまとめ:電気設備工事編

工事写真管理基準に定められた電気設備工事の工事写真の撮り方について、特に重要なポイントを抜粋してまとめます。

工事写真の分類

工事写真は以下の9つに分類して撮影、管理します。

  • 着手前及び完成写真(既済部分写真等を含む)
  • 施工状況写真
  • 安全管理写真
  • 使用材料写真
  • 品質管理写真
  • 出来形管理写真
  • 災害写真
  • 事故写真
  • その他(公害、環境、補償等)

着手前及び完成写真(既済部分写真等を含む)

施工を実施する箇所における全景の着手前後の差が明確に確認できるように写真を撮ります。前後で変化のない既済部分についてもこれに含みます。

施工状況写真

施工の経過状況を確認するための写真です。特に施工後に見えなくなってしまう箇所についてはどのように施工したかを示す重要な役割を果たします。

頻度としては工種や種別ごとに、設計図書や施工計画書に従って施工していることが確認できるように、適宜撮影します。

安全管理写真

各種標識類の設置状況、保安施設の設置状況、監視員の交通整理の状況または安全訓練の実施状況などを記録するための写真です。

使用材料写真

工事に使用する各種材料の形状・寸法・使用数量・保管状況・品質証明や検査の実施状況を撮影して記録します。

品質管理写真

「撮影箇所一覧表(品質管理)」の既済に従って、強度試験などを実施する様子を写真に収めます。

出来形管理写真

施工が完了した部分が許容範囲の寸法で仕上がっているかを確認できる写真を撮ります。

災害写真

災害が発生した場合、被災状況や被災規模が確認できるように、被害を受けた箇所における被災前・被災直後・被災後の様子を収めた写真を撮影します。

事故写真

事故が発生した場合、事故状況や事故規模が確認できるように、被害を受けた箇所における発生前・発生直後・発生後の様子を収めた写真を撮影します。

その他(公害、環境、補償等)

補償関係であれば被害または損害状況など、環境対策であれば各種関係施設の設置状況などを写真に記録します。

詳しくは国土交通省の「電気通信設備工事写真管理基準(案)」をご覧ください。

工事写真の仕様

工事写真は、デジタル写真が原則です。

白黒写真は不可でカラー撮影が必須であり、有効画素数は100万~300万画素程度が望ましいとされています。写真のサイズは1,200×900~2,000×1,500ピクセル程度で、ファイル形式はJPEGと定められています。

写真の信憑性を考慮するため、一切の写真編集は認められません。ただし小黒板情報の電子的記入は編集に当たりません。

撮影方法(小黒板の必要事項)

撮影にあたっては以下の情報を記載した小黒板を、文字が明確に判読できるように写真に含める必要があります。撮影の効率化や小黒板情報の視認性の観点から、電子小黒板を用いることが一般的です。

  • 工事名
  • 工種等
  • 測点(位置)
  • 設計寸法
  • 実測寸法
  • 略図

整理提出の方法

以下の「撮影箇所一覧表」に記載された撮影頻度に基づいて撮影した写真原本を、電子媒体に格納して監督職員に提出します。

撮影箇所一覧表(撮影頻度など)

工事手順における各段階ごとに、撮影項目や撮影頻度が定められています。一覧表の一部を抜粋してまとめます。

 

区分

工種

写真管理項目

撮影項目

撮影頻度

(時期)

着手前・完成

着手前

全景又は代表部分写真

着手前1回

完成

全景又は代表部分写真

施工完了後1回

施工状況写真

工事施工中

全景又は代表部分の工事進捗状況

月1回(月末)

施工中の写真

工種、種別ごとに共通仕様書および所基準に従いい施工していることが確認できるように適宜

高度技術・創意工夫・社会性等に関する実施状況が確認できるように適宜

仮設(指定仮設)

使用材料、仮設状況、形状寸法

1施工場所に1回(施工前後)

図面との不一致

図面と現地との不一

致の写真

必要に応じて(発生時)

安全管理

安全管理

各種標識類の設置状

各種類毎に1回(設置後) 

各種保安施設の設置

状況

各種類毎に1回(設置後)

監視員交通整理状況

各1回(作業中)

安全訓練等の実施状

実施毎に1回(実施中) 

使用材料

使用材料

形状寸法

各品目毎に1回(使用前)

検査実施状況

各品目毎に1回(検査時)

品質管理写真

別添 品質管理写真撮影箇所一覧表に記載

出来形管理 

出来形管理 

別添 撮影個所一覧表(品質管理)に準じて撮影

不可視部分の施工

出来形管理基準が

定められていない

監督職員と協議事項

災害

被災状況

被災状況及び被災

規模等

その都度

事故 

事故報告

その都度

その他

補償関係

被害又は損害状況

その都度

環境対策イメージアップ等

各施設設置状況

各種毎1回

 

まとめ:工事写真アプリで基準に合わせた撮影・管理を

工事写真の撮り方は、前述した各種基準書に定められているように、分類の仕方から撮影方法、写真の仕様まで詳細に管理されていることがわかりました。基礎知識としてこれらを網羅的に把握することは必要ですが、実際に撮影や管理をする上では手動・人力・アナログによる実施では効率における限界があります。

基準に従って簡単に分類したり撮影したりするには、スマートフォンで撮影・管理・台帳作成ができる工事写真アプリの活用が便利です。電気設備工事における工事写真をこれから撮ろうという方は、工事写真アプリ「ミライ工事」をご検討ください。

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