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1件30分の残業が10分に。現場の要望を反映し続ける工事写真アプリで実現した働き方改革  | 株式会社櫻庭設備

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建物の衛生設備から大規模ビルの排水管工事まで、幅広い領域で高度な専門性を発揮する株式会社櫻庭設備。同社では現場写真の整理・台帳作成にかかる業務負担が長年の大きな課題になっており、残業の常態化や若手が働きにくい環境につながっていました。

そうした状況を変えるべく選ばれたのが、工事写真アプリ「ミライ工事」。しかし導入当初は、非常に使いづらいもので実用としては使えず、すぐに導入はできませんでした。そこでミライ工事の担当者へ改善点を提示し、同社の声をもとに徹底し機能改善を重ねたことで、現場への導入に至ることとなりました。

今回は櫻庭設備がミライ工事導入に至るまでの経緯や実際に現場でどのような効果を得ているのか詳しく話を伺いました。

櫻庭設備とは?

櫻庭設備の業務内容

-御社の事業内容について教えてください

弊社は建物の衛生設備、いわゆる水道関係の設備全般を扱っています。トイレや流し台の取り付け、排水管の交換、自動水栓などの衛生設備、さらにはポンプ交換や排水管の清掃まで、多岐にわたる作業に対応しています。

新設工事よりも、既存設備の劣化や不具合に伴う交換・修繕のご依頼が多いのが特徴です。また、建物の地下にある雑排水槽の清掃といった、日常では目にしない設備の維持管理も行っています。最近では会社の合併を経て、空調冷媒の領域にも事業を拡大し、トータル設備会社として体制を整えております。

お客様の多くはビル管理会社様や病院などの大型施設で、BtoBが中心です。ビル全体の排

水管を一括で取り替えるといった、大規模で専門性の高い工事も扱っています。その際には劣化状況を踏まえ、次のメンテナンスをしやすいように設備構造を工夫してご提案するなど、長期的な視点での施工にも力を入れています。

 

櫻庭設備の強み

-同業他社に比べた際の強みはどこにありますでしょうか

同業では排水管清掃のみ、工事のみといった専門分野に特化している企業が多いのですが、弊社はその両方の部門を併せ持っており、それら全てに対応できるという点が強みです。

例えば排水管を清掃した結果、さらに大元の設備に問題が見つかるというケースは珍しくありません。その際に「ここから先は別業者へ」という対応ではなく、弊社の工事部門がそのまま対応し最後まで責任をもって作業する、このトータルサポートがお客様からも高く評価されています。

清掃のしやすさを考えた施工や、長期的なメンテナンスを前提とした部材配置など、清掃と工事の双方を担うからこそできる配慮も強みです。同じ建設業でも、メンテナンス主体か、新築主体かで働き方や必要な機能が大きく異なります。その中で弊社はメンテナンス特有の“イレギュラー対応力”に優れた会社だと自負しています。

 

ミライ工事を導入した理由

導入のきっかけ

-ミライ工事を導入するきっかけについて教えてください

ミライ工事導入前は、無料ソフトを利用して写真台帳を作成していました。無料でありながらも必要な作業ができるソフトでしたが、会社に戻らなければ作業ができないという点が難点でした。

現場から戻りパソコンを立ち上げ、写真の取り込みやコメント入力を行うと、1件につき約30分。現場によってはもっと時間がかかる場合もあり、残業時間が増える要因となっていたと思います。このままでは若い人材が働きづらい環境になると考え、移動中などのスキマ時間を活用して台帳の下準備ができるツールを探し始めました。

ミライ工事はクラウド型で外出先でも作業可能、会社に戻ってそのまま続きをパソコンでも行えるという点が大きな魅力でした。そのためまず個人で私が契約して試験的に利用し操作性や現場との相性を検証しました。

理由は、他の社員は慣れ親しんだやり方を変えたがらないため、責任者である私自身が使い勝手を確認し、導入の可否を判断する必要があったからです。クラウドで作業できれば生産性は確実に向上するという確信があり、残業時間削減の切り札になると考えたことが導入の原動力でした。

一度は諦めた導入、しかし…

-しかし、導入してすぐに利用を中断されたと伺いました。理由はなんだったのでしょうか

率直に申し上げると、最初にミライ工事を使用した時に「導入は無理だ」と思いました。ミライ工事が想定している写真台帳の作り方が、新築中心の業者向けに設計されているようで、メンテナンス中心の弊社とは作業スタイルが大きく異なっていたからです。

メンテナンス現場は水が噴き出すなど、作業中に落ち着いて文字入力をしている余裕はありません。写真で撮影はできますが、細かい操作が必要なシステムは弊社の現場では現実的ではありませんでした。そのためフリーソフトの方がスムーズに作業できる場面も多く、ミライ工事の導入は難しいと判断し利用を中断することにしたのです。

しかし、そこから改めて利用を検討するきっかけとなったのが、ミライ工事の姿勢です。こちらが提示した要望に対し「直します」と明確に応え、実際にこちらが提示した改善を次々と反映してくださいました。タブレットで写真をドラッグして並べ替える操作、台帳内でのテキストコピーなど、現場で必要な動作が直感的にできるようになり、現場での使いやすさが大きく向上しました。

他社であれば「貴重なご意見として承ります」で終わっていたかもしれません。しかしミライ工事はこちらの要望に実際に対応していただきました。これこそが導入を決めるきっかけになった最大の理由だと思います。

ユーザーの声が形になる開発体制

-ユーザーとしての声がダイレクトに反映されたということですね

その通りです。改善要望を出した際、ミライ工事の担当者の方が非常に親身に話を聞いてくださり、開発部門に繋げて次のアップデートで実際に反映してくださいました。こちらが「この操作が直感的ではない」「この工程は現場で使えない」とお伝えすると、短期間で改善され、現場の声が確実にプロダクトに生かされていったのです。

メンテナンス業は新築現場とはまったく違うワークフローで動いています。そこに理解を示し、弊社の業務に合わせて進化させようとする姿勢は、これまでのツールでは経験したことがないものでした。この変化はサポート体制あってのものだと感じます。ミライ工事の「ユーザーと一緒に育てていく」という姿勢、それは弊社にとって非常に大きな価値となっています。

ミライ工事導入による効果

台帳作成時間の大幅削減と残業抑制

-ミライ工事を導入後、現場はどのように変化しましたか?

もっとも大きな効果は台帳作成時間の削減です。移動中に写真の並び替えなどの下準備ができるため、会社に戻ってからの作業が大幅に短縮されたのは大きな変化です。残業時間の抑制にもつながり、働きやすい環境づくりに貢献しています。

弊社はメンテナンス特化のため、事前に撮影項目を設定することは困難な現場が多いのですが、ルーティン化できる作業に関してはミライ工事の強みを活かせると感じています。また、現場でのトラブル共有も円滑になりました。写真を共有すれば、事務所側がすぐに状況を把握できるため、判断が早まり、現場作業のスピードも向上しています。

スムーズな社内浸透と教育体制

-導入は円滑に進みましたか?

導入当初は慣れ親しんだ手法から離れたがらない社員もいましたが、責任者から率先して使い始めることで徐々に浸透していったと思います。特に若手社員はパソコンよりもタブレットの操作が直感的で分かりやすいということで、抵抗は少ないと感じます。

新しく入った社員にも新人教育用として練習用台帳などを作成しているため、決められた操作を順に行うだけで機能が理解できるような運用も取り入れています。その結果、ミライ工事を初めて利用する社員でも短期間で習得できる環境が整いました。

以前に比べて写真の並び替えが指先でスムーズにできるようになったことや、定型文入力の簡便化など、改善後のミライ工事は現場に適した操作性へと進化しており以前より圧倒的に使いやすくなっているので、引き続き何かあればこちらから要望を上げていけたらと考えています。

今後の展望

さらなる改善と共創の未来

-最後に、今後ミライ工事をどのように活用していきたいとお考えですか。

今後も現場から上がる声をもとに改善要望を積極的に伝え、より生産性の高い運用を目指していきたいと考えています。私たちのようにメンテナンス業を主とした事前計画が立てづらい業態にとっても、ミライ工事は相性が良いツールだと感じています。

もちろん現状でも改善していただきたいところはあるのでそのあたりは引き続きこちらから提案させていただきたいです。労働環境の改善、残業削減、若手が働きやすい環境づくり、これらは企業として避けて通れない課題です。

そのためにミライ工事が担う役割は大きく、引き続きともに成長していけることを期待しています。

ありがとうございました!

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工事写真台帳アプリならミライ工事へ

モバイル×クラウドで完結

「ミライ工事」は、工事写真台帳を作成するための電子黒板付きアプリです。

撮影〜台帳を印刷するまで、スマホのボタン一つの操作のみ。

クラウドサービスなので、写真データの受渡しは不要で
異なるスマホ、タブレット、パソコンから同一の写真データを編集できます。
複数人での同時編集により、報告書作成までの作業時間が短縮され、
リアルタイムでの進捗確認が可能になります。

スマホでそのままPDF出力し、台帳の仕上がりもすぐに確認。
そのままお客様にもスマホからデータを共有できます。

台帳のエクセルでの出力もパソコン(WEB版)から可能です。

OK

オフラインモードへの自動切替で、
いつでもどこでも現場写真を撮影可能に!

また、クラウド同期オフモードでは、電波の強弱によらず写真報告書を編集できます。

自動アップロードのオン/オフを活用すれば通信量を節約。Wifi環境でのみ写真をアップロードする運用です。

OK

事務作業の手間をもっと効率化

テンプレート台帳機能を使えば、あらかじめ入力したテキスト内容が、
撮影時の電子小黒板に自動的に反映され、現場での黒板準備に要する手間や時間が削減されます。

これにより、写真台帳を作成するうえで担当者にかかるストレスを大きく削減します。
特に撮影から台帳作成まで2名以上が携わる運用で大きな効果を発揮します。

手順としては台帳のテンプレートを作成して、台帳新規作成時にコピーできます。
台帳の文章が電子黒板に反映され、現場では写真の差し替え撮影だけで済みます。

OK