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株式会社ミライ工事
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公共工事やアスベスト除去工事といえば、厳しい安全基準や膨大な書類作成が求められる分野です。現場で働く職人や、報告書を作成する担当者にとっては、施工以外の業務の効率化が課題になります。
今回ご紹介する株式会社エイキは、解体事業からスタートし、現在はアスベスト工事・不動産・便利屋サービスまでを手がける総合企業です。特にアスベスト事業部では公共工事を中心に多くの工事を手がけており、ミライ工事導入前はやはり書類作成の効率化が大きな課題となっていたそうです。
一体どのようにミライ工事を活用しこの課題を解決したのか? アスベスト事業部の南様にお話を伺いました。
解体から始まった地域密着型の総合事業体
─まずは、御社の事業内容について改めて教えてください。
当社は株式会社エイキと言いまして、解体事業部・アスベスト事業部・不動産事業部・便利屋事業部の4つの事業部で運営している会社です。元々は解体工事からスタートし、そこから派生するように、アスベストの除去工事、不動産の管理・売買、便利屋事業と展開していきました。
それぞれ独立した部門ではありますが、解体やアスベスト工事から派生して生まれた事業なので、現場で連携する場面も多いのが特徴です。
アスベスト除去は専門性が高く業者によって対応範囲も違うと思いますが、御社の強みはどのようなところにあるのでしょうか? 大きな強みは、アスベスト除去工事の「全レベル」に対応している点ですね。一般的にアスベスト工事は「レベル1〜3」に分類されます。
例えば、吹き付け材の除去を行うレベル1、煙突や屋根などを扱うレベル2、外壁や内装材などを扱うレベル3に分かれます。多くの業者さんは、レベル1・2までしか対応しないことが多いのですが、私たちはレベル3も含め、すべてのレベルのアスベスト除去工事を行います。
さらに、解体も自社で行えるため、解体とアスベスト除去の両方をまとめて依頼されることも多いです。
─解体工事もできるからこその、強みというわけですね。
そうですね。他社よりも解体とアスベスト両方を理解して工事を進められるのが当社の強みです。特に、公共工事では一式工事としての総合力が求められるので、重宝されています。
期限が決められた報告書作成を圧倒的に効率化
─ミライ工事を導入し、現場や事務作業にどのような効果がありましたか
一番効果を感じているのは「報告書の作成」です。これまで報告書の作成については他のサービスを利用していたのですが、その時は写真は全てデジカメで撮影するのが基本でした。
そのため、現場で写真を撮り事務所に戻ったらSDカードでパソコンに落とし、その後、写真1枚ずつに名前をつけ、さらに報告書用に並べ替えて…と、写真業務だけでも非常に手間のかかる作業を行っていました。公共工事は書類が厳格ですし期限も決まっています。
それにも関わらず、写真整理だけでもかなりの手間となる報告書の作成は非常に大きな負担でした。しかし、ミライ工事導入後は、現場で撮影した写真がそのままクラウドにアップロードされ、すぐに報告書に組み込めるようになりました。
これに関しては本当に効率性を感じています。パソコンに向かって写真を整理する時間が大幅に減ったと実感しています。
─現場から事務所に戻った後の作業がかなり短縮されたということですね
そうです。かなり短縮されました。また、現場からアップロードされた写真を事務所で確認し、必要があれば即座に修正指示が出せるようになったのも大きいですね。デジカメだと修正があった場合改めて撮り直すケースも出てくるので、その点もかなり効率化されたと感じます。
─アスベスト工事ならではの効果を感じたことは何かありますか?
アスベスト工事はほとんどが公共工事になるのですが、公共工事は元請けがJVであったり工事名が難解なケースもあり、民間工事と比べると色々と複雑な点が多いのが特徴です。ですから、報告書の作成も営業が現場に行ってその場ですぐに作るというのは難しい。
一方で、アスベスト工事の報告書に関しては工事着工の2週間前の提出が決まっている。だから、報告書作成の効率化というのは私たちにとって本当に重要な課題だったと言えます。
現在はミライ工事のシンプルで使いやすいという操作性を活かし、現場で入力しながらパッと報告書を作成しています。これは本当に助かっています。他のソフトだとなかなかこう上手くはいかないだろうなと感じますね。
シンプルな設計と簡単に使える操作性
─ミライ工事を導入するきっかけについて教えてください
ミライ工事を導入する前から、当社では別のサービスを使っており、現在も他事業部ではそのサービスを使っているのですが、アスベスト事業部ではこの別のサービスの操作が複雑ということもあり、浸透させるのが難しかったという経緯があります。
そのため、何か他のものがないかと探していた時に、協力会社がミライ工事を利用しており「シンプルですごく使いやすい」と勧めてくれたことからミライ工事の導入を検討しました。実際にダウンロードしてみると確かに操作がシンプルで使いやすい。現場の職人でも十分扱えると感じました。
他にも、業務で関わりのある会社が複数社ミライ工事を導入していたこともあり、現場間でのデータ共有もしやすそうだと感じたので本格的に導入に至りました。
─導入時は現場の職人さんたちに不安はなかったですか?
その懸念はありましたので、いきなり全員に使ってもらうのではなく、まずは数人、具体的には現場経験が豊富なベテラン3人に限定し、試験的に運用することから始めました。その3人が実際に業務で利用してみて「使いやすい」と言ってくれたことで、本格的に運用を開始し、徐々に浸透していったことで他の職人にも広がった形です。
─ミライ工事のエキスパートをまずは育てたということですね
そうです。私が最初から20人近くいる職人全員に細かく教えるのは難しいと思っていたので、私以外にミライ工事を使いこなせる人材が必要でした。
そのため、まずは小規模の運用を行い、ミライ工事を使いこなせる人材を育てていったという流れです。結果的に仲間内で教え合える体制を作ったことで、現場ではスムーズに浸透していったのだと思います。
便利すぎる故の課題はフィードバックで解決
─今後ミライ工事を利用していく上で課題は何かありますか?
そうですね、写真の抜けもれについてはもう少し気をつけていく必要があるというのは感じます。ベテランの職人についてはこれまでずっとデジカメと手書きで報告書を作っていたこともあり、何を撮影すれば良いか全て完璧に頭に入っています。
しかし、最初からミライ工事を使って育った若手については、どこを撮れば良いのかしっかりと把握していないケースがあるため、その点は教育が必要かと感じます。
─便利になったからこその課題ということですね
そうなんです。便利になった反面、報告に必要なポイントがなかなか覚えづらいというのはありますね。
その点に関しては、ベテランの職長の指導はもちろんですが、上がってきた写真に関しても事務所側でしっかりとチェックして、フィードバックするようにしています。当社は外国人の技能実習生もいるため、写真をベースにフィードバックができるミライ工事は非常に助かっています。
また、これまで紙ベースで作成していたものがアプリで完結できるということもあり、紙を回収する手間や手書きによる誤字脱字も防ぐことができるようになりました。こういったちょっとした事務作業についても改善していくことで総合的な業務の効率化に繋がっていくのだと感じます。
今後もミライ工事を上手く活用し、現場の効率化に繋げていければと考えています。
─ありがとうございました。