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<個人情報苦情及び相談窓口>
株式会社ミライ工事
個人情報保護管理者: 神山
苦情及び相談窓口責任者 神山
〒153-0043 東京都目黒区東山3-16-19
TEL :03-3714-3355
メール:help@miraikoji.com
(受付時間 月曜日~金曜日 祝祭日を除く 9時~17時)
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老朽化した建物の再生を通し地域社会の安全・安心を支える建物改修工事のプロフェッショナル集団、株式会社ペイントサービス。 同社がメインとするのは、塗装・防水といった外装のリニューアル工事。その施工現場は一般住宅からビル、工場、さらには通信インフラを支える鉄塔までと多岐に渡ります。
そんな多様な現場で「写真管理の煩雑さ」や「事務作業の負担」に悩まされていた同社は、2022年、施工管理アプリ「ミライ工事」を導入。以降、写真台帳の作成効率や社内の情報共有が劇的に改善されました。
今回、導入のきっかけから実際の運用、そして今後の展望までを、同社 常務取締役の菊田 吉彦様にお聞きしました。
目次
「改修工事のプロフェッショナルとして、あらゆる建物に対応」
―御社の事業について教えていただけますか?
当社は株式会社ペイントサービスという会社で、主に建物の改修工事を行っております。特に塗装工事、防水工事を中心に、建物の外装・躯体を守る工事を数多く手がけるほか、足場工事や下地補修、シーリング工事、時には内装や設備の一部まで含めた付帯工事にも対応しております。
―すごく幅広く対応されているんですね。現場の種類もさまざまなのでしょうか
そうですね。戸建て住宅や低層のアパート・マンションから、10階建て以上の大規模マンション、ビル、さらには法人様が所有する工場や倉庫など、多岐に渡ります。
さらに、少し特殊なところで言えば、携帯電話の通信鉄塔の塗装工事も担当しています。高さ40〜50メートルあるような鉄塔ですね。鉄という素材は時間が経つとどうしても錆びてしまうので、定期的な塗装による防錆処理は欠かせません。
―御社ならではの強みはどういったところにあるとお考えですか?
“強み”というと少し恥ずかしいですが、あえて言うなら「施工管理力」でしょうか。私たちは作業員として現場に入るのではなく、施工を統括する監督としての立場で工事に携わっています。
そのため、管理の質が仕上がりや工期、安全、すべてに直結するのです。例えば工程のズレや納期、品質も同様です。だからこそ、管理力という点は非常に重視しております。
また、施工業者の選定にもこだわっており、 “品質第一”という方針だけは曲げないようにしています。そのため、おかげさまでご依頼いただいたお客様が再度ご相談くださることも非常に多く、口コミやご紹介を通してこれまで事業を続けております。
限界だったPC容量。クラウド移行を考えた時に出会ったミライ工事
―2022年からミライ工事を導入いただいていますが、最初に検討されたきっかけは何だったのでしょうか?
もともとミライ工事を導入する前までは、写真に関してはPCにインストールするタイプの写真管理ソフトを使っていました。
ですが、当社の場合、現場ごとに撮影する写真の枚数が非常に多く、例えば大規模なマンションの改修工事ですと、1現場で1,000枚以上撮影することも珍しくありません。1人あたり年間で7〜8現場を担当しますから年間に何千枚という写真がたまってしまうため、PCの容量や写真の管理についてはかなり困っていました。
もちろん何度かPCのハードディスクを大容量のものに入れ替えたり、社内にファイルサーバーを用意してバックアップを取ったりしていたのですが、根本的な解決にはならず…。そういった経緯からクラウド型の管理ツールを探し始めました。
―なるほどPC容量の問題と管理をいっぺんにできないかと考えたわけですね。
そうです。実はミライ工事を見つける前に色々と他社のツールも試して使ってみたりもしたのですが、自分が求めているものではありませんでした。
その後、ミライ工事を偶然ネットで検索してみつけ「これだ!」と直感しました。クラウド保存ができ、かつ看板付きの写真も撮れる。しかもスマホアプリでサクッと使える。これはいけると判断して、導入を決めました。
―実際に導入するにあたり、現場にはスムーズに浸透しましたか?
最初は現場でも少し抵抗はありました。特に年配の方などは「今までのやり方がいい」と感じていたこともあり、すぐには移行するのは難しい状況でした。
ただ、少しずつ若手を中心にミライ工事の利用者が増えていき、社内でも併用していくことで自然と浸透していった感じですね。
「写真整理にかかる“あの手間”がなくなった。現場から事務所への“帰還”も激減」
―ミライ工事を導入されてから、どのような変化がありましたか?
一番大きな変化は、やはり写真整理の手間が圧倒的に減ったことですね。以前は現場が終わってから、わざわざ事務所に戻ってPCに写真を取り込んで、台帳を作成して…という流れが当たり前でした。
でも今は、現場で撮った写真がそのままアプリにアップロードされて、その場で確認・整理ができる。現場から帰らずにそのまま完結するケースも増えています。
写真を撮ったその場で、光の当たり具合とかブレとかもすぐに確認できるので、「あとから見たら使えない写真だった」そんなトラブルも減りましたし、同じ箇所を何度も撮る必要もなくなりました。
しかも、撮ったデータはすぐクラウドに保存されるので、スマートフォンやPCのストレージを圧迫しない。大変助かっています。以前は「もう容量いっぱいです」と社員に何度も言われ、そのたびに私が不要なデータを削除していたので大変でした。
―それは大変ですね。作業時間もだいぶ減りましたか?
そうですね。導入前は、一つの台帳を作るのに2〜3日かかっていたのが、今では半日もあれば完了するようになったので、かなり減ったと感じています。
「“見える化”がもたらした、より早く・確実な判断」
―他にも何かミライ工事を利用することで変化はありましたか?
トラブル対応なども変わりましたね。今は現場で撮影された写真もすぐにチェックできるので、現場で何か「ちょっとおかしいな」という写真があれば、即座にフィードバックができます。
これは従来のやり方にはない対応です。写真をチェックし何かあれば「この状況どうなってる?」とその日のうちに聞ける。修正の指示もすぐに出せるし、記録としても残る。特に私のように現場に常駐していない立場からすると、現場の状況が“今”どうなっているかを可視化できるのは非常にありがたいです。
「職人も“写真撮影”に参加。新しい運用スタイルが定着」
―写真撮影や管理の運用について、現場では新しい取り組みも増えてきているんでしょうか?
そうですね。今までは監督が写真を撮るのが基本だったのですが、最近は職人にも撮影をお願いするケースが出てきました。特に、監督が不在になる場面や、どうしても複数の現場を並行して管理しなければいけない場合には、職人がスマートフォンで撮影して、それをアプリでアップロードしてもらう流れが機能しています。
―その場合は「招待機能」が役立っているということですね?
はい。現場ごとに発行されるQRコードを読み込んでもらえば、その場限りで写真を共有できるので、すごく簡単です。正直なところ、ベテランの一人親方の中にはスマートフォンが苦手な方もいらっしゃいますが、シンプルな操作感ですので全くわからないという状況にはならないです。もし何かあった場合には若い職人がしっかりサポートしてくれているので問題ありません。
「採用難を乗り越えるために、DXで魅力ある現場づくりを」
―今後、御社として取り組んでいきたいことや、事業の展望があれば教えてください。
そうですね。一番の課題は「人材採用」です。建設業はどうしても採用が難しい業界ですから。若い人がなかなか入ってこないというのが、業界全体の共通の悩みでもあります。
だからこそ、ミライ工事のようなITツールを積極的に取り入れて、現場作業の負担を減らしていくことで、「建設の仕事って意外とスマートなんだな」そう思ってもらえるような環境づくりを進めたいと考えています。
―ITツールの導入が、採用や働き方改革にもつながるわけですね。
まさにそうです。働きやすさや情報の整備といった“環境整備”は採用に直結すると思っています。そういう意味では、ミライ工事のようなクラウドアプリは非常に相性がいいですし、建設業界の“古くさい”イメージを変えていく一歩になるはずです。今後は現場の仕組みをより効率的に、スマートに整えることで営業や採用など組織体制を強化し、その上で、DXを武器に人と仕事の両方を呼び込んでいきたいと考えています。
ありがとうございました。