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お役立ちコラム

工事写真がうまく撮れない…?基本の撮り方やコツを解説

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「工事写真、いつもこれで合ってるか不安…」
「周りの現場ではスマホで撮ってるけど、前に試したら難しくてやめちゃった…」
「もっと効率よく、綺麗な写真を撮れるようになりたい!」

建設現場で働く皆さん、工事写真の撮り方で、こんな風に悩んだ経験はありませんか?

工事写真は、施工状況を記録し、報告や検査、品質を証明するための非常に重要なものです。だからこそ、「なんとなく撮る」のではなく、基本的なルールとコツを押さえておくことが大切です。

この記事では、

  • 工事写真撮影の経験はあるけれど、自信がない方
  • 以前、電子小黒板アプリを使ってみたけど、うまく使いこなせなかった方

に向けて、

  • 「なぜ工事写真が重要なのか」という基本の考え方
  • 分かりやすい写真を撮るための5つの基本コツ
  • よくある失敗例

などを交えながら、初心者にも分かりやすいように解説します。

「自分には難しそう…」という不安を解消し、「これならできそう!」と思っていただけるような内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。きっと、明日からの写真撮影が変わるはずです。

分かりやすい工事写真を撮るための5つのコツ

では、具体的にどのような点に気をつければ、分かりやすい工事写真が撮れるのでしょうか?ここでは、基本となる5つのコツをご紹介します。

1.構図を意識する

何を見せたいかを明確にする

写真の中心となる被写体を決め、それがはっきりと分かるように撮りましょう。

余計なものを入れない

関係のない道具や人物、ゴミなどが写り込まないように整理整頓を心がけます。

水平・垂直を保つ

建物や構造物が傾いて写っていると、不安定な印象を与え、正確な状況が伝わりにくくなります。スマートフォンのカメラ機能にある**グリッド線(補助線)**を表示させると、水平・垂直を意識しやすくなります。後ほど紹介する「ミライ工事アプリ」にも、このグリッド線表示機能が搭載されています。

2.明るさとピントを合わせる

適切な明るさで撮影する

暗すぎて黒く潰れてしまったり、明るすぎて白飛びしたりしないように注意します。特に逆光(太陽を背にして撮る)や、暗い場所での撮影は工夫が必要です。フラッシュを使う、撮影モードを調整するなどの対策をしましょう。

ピントが合っていることを確認する

見せたい部分にピントが合っていない「ピンボケ」写真は、状況が全く伝わりません。スマートフォンの画面をタップして、ピントを合わせたい場所を指定しましょう。「ミライ工事アプリ」では、自動でも主導でも調光設定が可能なので、より鮮明な写真を残せます。

3.適切なアングル・距離で撮る

全体像と詳細(寄り)の両方を撮影しておく

まずは対象物全体の位置関係や状況が分かるように少し引いて撮影し、その後、確認したい箇所(配筋の状況、部材の接合部、ひび割れなど)にグッと寄って撮影します。

寸法や状況が分かるように撮影する

必要であれば、スケール(メジャー)などを添えて撮影し、寸法が分かるようにします。施工状況の変化が分かるように、様々な角度から撮影することも有効です。

4.必要な情報を入れる(小黒板・豆図)

正確な黒板情報を記載する

工事名、工種、測点、設計寸法、実測値などの情報は、写真だけでは伝わらない重要な要素です。工事写真アプリを使えば、手書きの手間なく、正確で見やすい情報を写真に合成できます。

豆図(略図)を活用する

複雑な箇所や、写真だけでは位置関係が分かりにくい場合は、設計図の一部などを「豆図」として黒板情報と一緒に入れると、より分かりやすくなります。「ミライ工事アプリ」なら、簡単に豆図を取り込んで黒板に表示させることができます。

5.整理しやすいように撮る(工程ごと・定点観測)

工程を意識する

「着手前」「施工中」「完了後」といった施工段階ごとに写真を撮り分けることで、工事の流れが明確になります。

定点観測できるようにする

同じ場所・同じアングルから定期的に撮影することで、施工による変化が比較しやすくなります。

後々の整理を楽に

工事写真アプリや電子小黒板アプリの中には、「ミライ工事アプリ」のように、撮影した写真を工種や場所ごとに自動でフォルダ分けしてくれる機能を持つものもあります。
これにより、後々の写真整理や台帳作成の手間が大幅に削減されます。

工事写真でやりがちなNG例

ここでは、工事写真でよく見られる失敗例をいくつかご紹介します。
同じ失敗を繰り返さないように、参考にしてみてください。

  • 被写体が小さすぎる・遠すぎる:何を撮ったのか分からない。
  • 手ブレ・ピンボケ:状況が不鮮明で、証拠写真として使えない。
  • 暗すぎる・明るすぎる:細部が潰れて見えない。
  • 黒板の文字が読めない・情報が間違っている:手書き黒板で起こりがち。電子小黒板なら、入力ミスに気をつければ防げます。
  • 整理されていない:関係ないものが写り込んでいて、見せたいものが分かりにくい。
  • 安全への配慮不足:立ち入り禁止区域で撮影している、危険な場所で無理な体勢で撮っているなど、安全管理上の問題がある写真はNGです。

これらのNG例を反面教師として、分かりやすく、安全な写真撮影を心がけましょう。

工事写真アプリを使えばもっと簡単・確実!

「以前、工事写真アプリ(電子小黒板アプリ)を使ってみたけど、操作が難しくてやめてしまった…」
そんな経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、諦めるのはまだ早いかもしれません!

もしかしたら、その時に使ったアプリが、たまたまあなたに合っていなかっただけ、という可能性もあります。最近の電子小黒板アプリは、どんどん進化していて、驚くほど簡単に、直感的に使えるものが増えています。

使いやすいアプリを導入すれば、

  • 重い黒板の持ち運びや、チョークでの書き換え作業から解放され、撮影そのものに集中できる
  • 入力ミスや読み間違いを防ぎ、情報の正確性が向上する
  • 撮影後の写真整理や台帳作成が劇的に楽になる
  • 国土交通省の要領にも対応した信頼性の高い写真を残せる

といったメリットがあります。特に写真整理の手間が省ける点は、事務所での残業時間削減にも繋がる大きな魅力です。

挫折した人にこそ試してほしい!簡単操作の「ミライ工事写真アプリ」

「どのアプリなら使いこなせるだろう…」「今度こそ、アプリを使って業務を効率化したい!」

そんなあなたに、ぜひ試していただきたいのが、私たちがお届けする「ミライ工事写真アプリ」です。

「ミライ工事アプリ」は、現場の声を徹底的に反映し、「とにかく使いやすいこと」にこだわって開発されました。
以前アプリ操作で挫折した経験のある方にこそ、そのシンプルな操作性を実感していただきたいです。

もちろん、使いやすいだけでなく、工事写真撮影と管理に必要な機能もしっかり搭載しています。

  • 見やすいグリッド線表示: 水平・垂直を確認しながら、バランスの取れた構図で撮影できます。
  • 高画質設定:細部まで鮮明な写真を残せます。
  • 豆図の簡単取り込み:設計図などの画像データを、黒板に簡単に表示できます。
  • 写真の自動整理:撮影した写真を工種や場所など、設定したルールで自動的にフォルダ分け。後々の整理が圧倒的に楽になります。
  • 共同編集機能:複数人で現場に入っている場合でも、他の人が撮影した写真や黒板情報をリアルタイムで共有・編集できます。情報伝達がスムーズになり、チーム全体の効率がアップします。
  • J-COMSIA認定:国土交通省の「デジタル工事写真の信憑性確保に関するガイドライン」に対応していることを証明する「J-COMSIA」の認定を受けているため、公共工事でも安心してご利用いただけます。

「これなら自分でも使えそう!」「アプリを使えば、こんなに楽になるんだ!」

きっとそう感じていただけるはずです。
まずは、詳しい機能が分かるサービス資料をダウンロードしてみませんか? アプリのダウンロードも可能ですので、ぜひ実際の操作感を試してみてください。

工事写真台帳アプリならミライ工事へ

ここまで、おすすめの工事黒板アプリや導入するメリットについて紹介してきましたが、無料で長く利用できるアプリをお探しなら「ミライ工事写真アプリ」をおすすめします。

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Android機種の方はこちら Google Play

ミライ工事写真アプリは、工事写真台帳を現場で作成できるアプリケーションです。無料から使うことができ、オンライン環境はもちろん、電波が通じない場所でも写真撮影や電子黒板の作成を続けられます。

またミライ工事写真アプリで扱うデータは、すべてクラウド上に保管されるため、スマートフォンといったデバイスが破損・紛失してもデータが消えません。
さらには現場と社内で連携しながら活用することで、帰社後の雑務を削減できるのが魅力です。黒板を持ち歩くアナログな撮影方法から脱却し、業務効率化を実現したいなら、まずはミライ工事写真アプリを有効活用してはいかがでしょうか。
追加費用なしでご利用いただけるため、ぜひ活用してみてください。

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工事写真台帳アプリならミライ工事へ

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    そのままお客様にもスマホからデータを共有できます。

    台帳のエクセルでの出力もパソコン(WEB版)から可能です。

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    オフラインモードへの自動切替で、
    いつでもどこでも現場写真を撮影可能に!

    また、クラウド同期オフモードでは、電波の強弱によらず写真報告書を編集できます。

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    これにより、写真台帳を作成するうえで担当者にかかるストレスを大きく削減します。
    特に撮影から台帳作成まで2名以上が携わる運用で大きな効果を発揮します。

    手順としては台帳のテンプレートを作成して、台帳新規作成時にコピーできます。
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